事業の特色
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重い障害のある人も、人間として豊かな成長・発達をとげ、快適で生きがいのある日々を過ごしていただけるよう、医療をはじめとする専門的支援を提供しています。
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入所・通所している人たちだけでなく、地域に住む障害のある人たちに、医療、看護、育成、リハビリテーションの各サービスを行い、安心して地域居住や在宅生活が続けられるように支援しています。
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障害のある人も地域で共に生きる社会の実現をめざし、施設機能の地域への開放、地域との交流の推進、情報発信事業の実施等により地域福祉の向上を図っています。
重症心身障害児(者)
入所事業
心身の重度及び重複の障害や長期の療育が必要な、重症心身障害児・者のための入所です。
入所定員は150名です。
療育の体制
医療 | 各科専門医による疾病の治療と、健康な日常生活が送れるよう、健康管理をおこない、疾病や二次障害の予防につとめています。 |
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看護 | 入所者が快適な毎日を過ごせるよう、よりよい看護サービスを日常生活援助に織り込みながら提供し、細心の管理を心がけています。 |
リハビリテーション | 理学・作業療法は姿勢のコントロール、日常生活動作の獲得、身体の変形拘縮予防、改善の訓練を実施しています。 言語療法は、摂食指導と、言語および他のコミニュケーション手段の獲得のための訓練を実施しています。 |
生活支援 | 生活支援員や保育士などのスタッフが、入所者一人一人へのかかわりを大切に、個人目標に沿って、日常生活の様々な場面や、外出活動、行事などを通して生活支援を行っています。 |
地域支援等の事業

外来診療
障害児・者を対象とした予約制の外来診療で、地域・在家庭で生活されている方、知的障害施設等の入所、通所利用の方に診療、検査、リハビリ訓練等を提供しています。
診療科目 | 小児科、内科、精神科、神経科、整形外科、リハビリテーション科、耳鼻咽喉科、歯科、皮膚科 ※診療は予約制にて行います。 |
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短期入所 [8床]
医療ケアを必要とする方や重度の身体・知的障害をもつ重症心身障害児者を対象とした短期入所事業です。
事業説明 | 家族の方の病気や事故、出産、冠婚葬祭など、在宅介護が困難になったときに、短期間入所していただける事業で、入浴、排せつ、食事のほか必要な医療と介護を行います。介護者にとってのレスパイトサービス(休息)としての役割も担っています。 |
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障害児(者)相談支援及び地域療育等支援事業
障害のある方とそのご家族が、地域の中で安心して、より豊かに生活できるよう、各種の福祉サービスの調整や相談に応じています。
指定特定相談支援事業者及び指定障害児相談支援事業者として | 南丹圏域(亀岡市・南丹市・京丹波町)内の障害のある方や、そのご家族からのご相談をお受けしています。 「行動障害支援体制加算」「要医療児者支援体制加算」の対象となる研修を修了した相談支援専門員を配置しています。 |
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南丹圏域支援センターとして | 関係機関と連携しながら相談(発達・生活等)、支援機関の紹介、情報提供等の支援を行うとともに研修・普及啓発を行っています。 |
地域療育等支援事業として | ・訪問療育等指導事業 ・施設支援一般指導事業 を行っています。 障害児(者)地域療育等支援事業 |

重症心身障害者通所はなのき通所・はなのき放課後等デイサービス(生活介護・放課後等デイサービス)
在宅の重症心身障害児者を対象にした日中活動の場として、個別支援計画に基づき、日常生活動作、運動機能の訓練や創作活動、レクリエーション、外出による社会生活体験(生活介護)、入浴サービスなどを提供しています。医療を必要とする重度な障害のある方が仲間と交流し、豊かな日常生活が送れるように支援します。
生活介護(はなのき通所) | 医療を必要とする、重度の障害のある方が、日中さまざまな活動に参加し、在宅障害者の仲間とともに交流して、豊かな日常生活が送れるように支援します。対象は支援学校卒業後の在宅の方で必要な支援、訓練を受けられます。 |
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放課後等デイサービス(はなのき放課後等デイサービス) | 障害児が生活能力の向上のために必要な訓練を行い、社会との交流を図ることが出来るよう支援します。対象は学齢期の重症心身障害児。 |
対象者 | 南丹圏域の2市1町(亀岡市、南丹市、京丹波町)に居住の重症心身障害者が対象となります。放デイについては、学齢児(小学生、中学生、高校生)。 |
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定員 | 生活介護15名。放課後等デイサービス5名。 |
実施日 | 国民の休日を除く月曜日から金曜日。(ただし、夏季、冬季の休所があります。) |
スタッフ | 生活支援員・看護師・児童指導員・保育士等が担当し、必要に応じて医師・理学療法士等が関わります。 |
送迎 | リフト付き車両4台で送迎を実施。 |
給食 | 花ノ木医療福祉センターの給食を利用します。(実費負担) |

花ノ木児童発達支援センター(児童発達支援・保育所等訪問支援・居宅訪問型児童発達支援)おひさま
花ノ木児童発達支援センターでは、児童発達支援事業を行っている他、地域の保育所や在宅の重度の障害児を対象とした事業を行っています。
児童発達支援 <おひさま> |
花ノ木医療福祉センターの発達外来に受診中のお子さまのうち、主治医が療育が必要と判断し、保護者が希望される方を対象に、週に1回、親子で通園していただき、発達支援・療育・保護者支援を提供しています。 |
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保育所等訪問支援 | 保育所等を訪問し、障害をもつ児童に、集団生活への適応のための専門的な支援その他必要な支援を行います。 |
居宅訪問型児童発達支援 | 居宅を訪問し、日常生活における基本的な動作や知識技能、集団生活への適応訓練等の支援を行います。 |
対象者 | 南丹圏域(亀岡市・南丹市・京丹波町)在住の方や保育所等 |
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定員 | 1日20名(児童発達支援事業) |
スタッフ | 生活支援員、保育士、理学療法士等 |
児童発達支援<おひさま>療育内容 | 花ノ木児童発達支援センター(おひさま)では、子どもたちが「わかってできた」経験や「人からの働きかけを受け取ったり、自分から働きかけたりする経験を積めるように個々の子どもさんに合わせてわかりやすく提示したり、意図的にコミュニケーション場面をつくる工夫をしています。 「わかった!できた」という経験を通して次への意欲につなげること、取り組んでみようと自分の気持ちをコントロールしていく力をつけていけるように療育で取り組んでいます。 |
各事業のご利用については、「よくある質問」に掲載しております。
公開講座
~地域向け情報発信事業~
事業について
花ノ木医療福祉センターは、障害のある方々が安心して生活でき、
充実した毎日を送ることができるよう支援しています。
また支援の輪が広がることを願って、
障害について理解を深める機会として「情報発信事業」に取り組んでいます。
令和元年度公開講座
【2019年度の情報発信事業(公開講座)開催予定】
花ノ木医療福祉センターでは、地域の皆様に障害についての理解を深めていただくとともに、支援にも参加していただける機会を提供する「情報発信事業(公開講座)」に取り組んでいます。今年度は下記のとおり計画しておりますので、是非ご参加下さい。詳細日程が未確定のものもあります。詳細については随時公開講座のページにてお知らせします。
日程 | 内容(表題) | 講師など |
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5月26日(日) 10:00~13:00 終了しました。 レシピ公開中!! |
簡単クッキング(料理教室) 料理教室「嚥下サポート食を作ろう」 ①お粥のちらし寿司をゼリー食に ②ごぼうサラダ ③ぜんざい④試食会 ⑤市販品を使っての嚥下サポート食の紹介 |
●講師:花ノ木医療福祉センター 調理師 ●担当:給食係・栄養管理係 ●会場:ガレリアかめおか 1階料理実習室 |
6月29日(土) 13:30~15:30 終了しました。 |
『家庭でできる支援グッズを一緒に作ってみよう!』 ~構造化支援をまなぶ~ 視覚支援について学び、支援グッズを制作 |
●講師:花ノ木児童発達支援センター 主任 樋口亜沙子 ●担当:こども療育係 |
7月14日(日) 13:30~15:30 終了しました。 |
夏の思い出作り 「不思議なエコバッグ」をつくろう ~創作活動と交流~ |
●講師:みずのきアトリエ講師/美術作家 森太三氏 ●担当:看護生活支援部 |
9月14日(土) 13:30~15:30 終了しました。 |
ボランティア講座 ~障碍者・高齢者のスポーツやゲームを知ろう~ |
●講師:花ノ木医療福祉センター 生活支援員 他 ●担当:ボランティア委員会 |
11月9日(土) 13:30~16:30 終了しました。 |
『食事支援のための講習会(第4回)』 摂食機能に課題を持つ対象児者に関わる上で必要な 基礎知識や具体的支援についての講習会。 |
●講師:花ノ木医療福祉センター 言語聴覚士 ●担当:リハビリ係(言語聴覚士) |
11月27日(水) 10:00~12:00 終了しました。 レシピ公開予定 |
簡単クッキング(調理講習会) 「高齢者・障がい者にやさしい食事と調理」 ①簡単調理 電子レンジで作る「麻婆豆腐」 ②嚥下サポート食「おでん」 ③お粥を使った食事「豆腐のカツ丼」 ④試食会 ⑤最新濃厚流動食の紹介 |
●講師:花ノ木医療福祉センター 調理師 ●担当:給食係・栄養管理係 |
12月8日(日) 13:00~ 終了しました。 |
第26回地域学習会(公開講座) 「心配事、困り感を抱える子どもと家族への作業療法支援」 作業療法を通した支援への活用方法を紹介 |
●講師:有限会社 あーと・ねっと 作業療法士 灘 裕介 氏 ●担当:相談係 |
3月28日(土) 13:00~ 会場は 「ガレリアかめおか」 定員150名 |
『学習障害(LD)とその周辺障害について(仮)』 『発達性協調運動障害の基本的理解や 他の発達障害について(仮)』 (詳細内容調整中) |
●講師:国立研究開発法人 国立成育医療研究センター 副院長 小枝達也氏 花ノ木医療福祉センター 医療技術部長 岡安 勤 ●担当:発達医療係 ●会場:ガレリアかめおか2階大広間 |
介護職員等による
喀痰吸引等研修(第3号研修)
研修の目的
「社会福祉士及び介護福祉士法」に基づき、
たんの吸引及び経管栄養(以下、「たんの吸引等」と記す)を必要とする特定の者に対して、
医師、看護師等との連携の下、必要なケアを提供するため、
適切、安全にたんの吸引等を提供できる介護職員等を養成することを目的とします。
様式
下記の文書をダウンロードして下さい。
研修終了後の参考資料(様式)
同意書・計画書・実施報告書等については、厚労省のホームページに掲載されています
京都府ホームページにも詳細が掲載されています