所長挨拶
平成30年(2018年)花ノ木医療福祉センターは創立50周年を迎えました。50年前篤志家が重度の知的障害と身体障害を持った子どもたちを保護し育成しようという思いで立ち上げた施設です。
50年が過ぎた今、入所者の多くは成人になっています。子どもから大人までが医療支援を基礎に、生活支援を受けながら暮らしています。多くのご家族が良く訪問に来られます。ショートステイやデイサービスを利用される方も多いです。花ノ木医療福祉センターは病院であり家であり、入所者にとっては小さいけれども社会であるという思いでいます。
20年ほど前から発達に課題を持つ子ども、発達障害児が診断や支援を求めて受診するようになりました。児童発達支援センターを併設し、高い評価を頂いていると自負しています。全国的にも発達障害児への支援の必要性は高まっています。花ノ木医療福祉センターは重症心身障害児者の入所施設としては京都府全体をカバーし、発達障害児の京都府中部の中核施設になりました。
これからも社会から必要とされ信頼されるセンターであり続けたいと思います。
理念
障害のある人々の命を守り
豊かな人生を送れるように
支援します
運営方針
- 重症心身障害および発達障害を持つ人々に、医療と福祉が融合した支援を提供します。
- 一人ひとりを大切にし、きめ細かい支援を提供します。
- 健康的で安全な施設作りに努めます。
- 地域に密着した活動を行い、地域福祉に貢献します。
- 「花ノ木」は公共の財産と考え、公平性、透明性、継続性を確保します。
行動規範
- 利用者の思いと希望を大切にします。
- 人権を尊重し、規律を守ります。
- 他人を思いやり、利用者に優しく接します。
- 常に改革と開拓の意欲を持ち、学習と研究に努めます。
沿革
昭和43(‘68)年5月 | 重症心身障害児(者)施設として花明学園を開設する |
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昭和54(‘79)年3月 | 重症心身障害児(者)施設を独立させ、社会福祉法人花ノ木学園を設立する(入院ベッド数80床) |
入院ベッド数を昭和55年93床、昭和59年96床、昭和62年116床、平成4年120床に増床する | |
平成5(‘93)年4月 | 重症心身障害児(者)巡回相談事業・通園モデル事業開始 |
平成6(‘94)年7月 | 社会福祉法人花ノ木及び花ノ木医療福祉センターに名称変更する |
平成8(‘96)年10月 | 重症心身障害児(者)通園事業が一般事業化される(現在の「はなのき通所」に至る) |
入院ベッド数を平成10年132床、平成12年150床に増床し現在に至る | |
平成18(‘06)年10月 | 障害者自立支援法施行により利用契約制度へ移行 |
平成19(‘07)年7月 | 中部圏域発達障害児早期療育事業を開始 |
平成24(‘12)年4月 | 障害者総合支援法に基づくサービスに移行する |
平成26(‘14)年4月 | 児童発達支援センター開設(児童発達支援事業) (平成27年より保育所等訪問支援事業開始、平成31年より居宅訪問型支援事業開始) |
平成30(‘18)年10月 | はなのき放課後等デイサービス事業開始 |
令和 2(‘20)年9月 | 児童発達支援センター 放課後等デイサービス(ココはなのき)事業開始 |
アクセス
〒621-0018
京都府亀岡市大井町小金岐北浦37-1
電車でのアクセス
- JR嵯峨野線
- 「並河駅」下車・「千代川駅」下車徒歩15分
(タクシーご利用の場合は、亀岡駅下車)
バスでのアクセス
- 京阪京都交通バス
- 「土田バス停」下車徒歩10分
お車でのアクセス
- 国道9号線利用
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- 京都方面からお越しの場合
- 「土田北交差点」から園部方面約700m先を左折、そこから当施設まで約300m
- 園部方面からお越しの場合
- 「千代川駅前交差点」から京都方面約1km先を右折、そこから当施設まで約300m
- 京都縦貫自動車道利用
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- 京都方面からお越しの場合
- 「大井IC」下車当施設まで約3分
- 園部方面からお越しの場合
- 「千代川IC」下車当施設まで約4分
駐車場の案内
当施設に無料駐車場がございます。
社会福祉法人花ノ木概況
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