木村

2020年度より花ノ木独自の重症心身障害児者等コーディネーターとして地域支援課に設置・配属されました。

設置の背景として、NICU等に長期入院した後、引き続き人工呼吸器や胃ろう等があり、痰の吸引や経管栄養等の医療的ケアを必要とする児童が増加しており、保健・医療・福祉・教育等が一層必要とされています。

コーディネーターは医療的ケア児者が必要とする多分野にまたがる支援の利用を調整し、総合的かつ包括的な支援提供のための役割を担っています。今後も医療的ケア児者やそのご家族が、安心して在宅生活を継続できるよう、看護師の立場からも不安や疑問に傾聴できる相談支援体制を実施していきます。

また、センターと地域をつなぐ窓口にもなっており、花ノ木医療福祉センターの事業をより広く知って頂けるよう広報活動にも尽力していきたいと思っています。

高木

生活支援員として7年間勤務した後、より安定して仕事をするために看護師の資格を取得しました。花ノ木で働きながら資格を取ったのですが、勤務時間や花ノ木後援会の奨学金制度など、いろいろと配慮していただき助かりました。

利用者さんの中には、呼吸器をつけている子、発熱が多い子、学童期の方もいます。そういうお子さんの体調をしっかり整えて特別支援学校の分校に送り出すことができたときは、特に喜びとやりがいを感じます。

花ノ木では、入退院などで利用者の方が頻繁に入れ替わることがありません。そのため、新しく入ってきた職員に丁寧に教えることができます。腰を落ち着けてやりがいある看護をしたい、じっくり学んでいきたい人にはぴったりの職場だと思います。

倉元

利用者の方の日常生活の看護を中心に行っています。入って数年なので、まだわからないことはたくさんありますが、先輩がたが丁寧に教えてくださるので安心して仕事ができます。

最初特に戸惑ったのは、利用者の方とのコミュニケーションでした。しかし、毎日じっくり利用者の方と向き合うことで、表情や仕草から少しずつコミュニケーションが取れるようになってきたように思います。

花ノ木には看護実習で初めて来たのですが、職員間の雰囲気の良さ、働きやすさに惹かれました。休みもきちんと取れるので、体力的・精神的にも余裕を持って仕事をすることができます。働きやすさとやりがいの両方を求める人におすすめできる職場だと思います。